« 再び真冬のスウエーデンから | Main | 南スウエーデンの田舎へ »

February 23, 2006

ついていなかった旅からの帰国

一ヶ月ぶりの日本へ帰ってきました。
毎年夏と冬の二回、スウェーデンへ行って滞在するのがここ数年の恒例となっている私にとって過去何十回も北欧ー日本を往復しているけれど、今回ほどついていなかった旅は初めて。

まず行きはマスコミでも大きく報道のあった旅行会社の詐欺事件に巻き込まれ、夫との旅のチケット二枚がだまされて約16万円の損害。それは戻ってこないとはっきりしている。警察、旅行業者協会などに届出したのは損害にあった証拠を残すためだけである。

その次が改めてもう一度買いなおしたチケットで出発した日は大雪で成田空港がピンチ。
おまけにコペンハーゲンから到着したはずの飛行機がコペンハーゲン空港の大雪で閉鎖のため日本へ来ていないということで欠航。振り替え機はJAL.乗るはずだった航空会社のゲットするはずだったマイレージもなし。

そこで2時間遅れのはずが搭乗しても滑走路の雪かきが時間かかり離陸できずに搭乗したまま数時間待ち。行き先もコペン直行のはずがフランクフルトへ。そこから乗り換えてコペン空港へ行く予定が間に合わずフランクフルト空港近くのホテル一泊。

後で知ったことだったが私たちのJALはその日成田空港から離陸できた最後のフライトの一つだったらしく、その夜は9000人が空港で夜をすごしたという。今年初めての大雪の日の出発だった。その点では不幸中の幸いだったようだ。

フランクフルトからコペンハーゲンへ翌朝出発。その日のお昼頃には半年振りの我が家のドアを開けることができた。ここのところ8年くらい毎年この時期にスウェーデンの我が家に行くが今回ほど雪が多く寒い冬は初めてだった。

おととい、21日に一ヶ月ぶりのコペンハーゲン空港はほとんど雪はなく時間通りのフライトということでスムーズに行くかと思ったらチェックインでひどい目にあった。

今までは手荷物は計量されないでいたのにハンドバッグもコンピューターバッグも全て計量されオーバーウエイトを支払えという。今までいかに忠実にこの航空会社ばかりを利用してきたお得意様であろうがなかろうが議論の余地なく一キロもまけないというその顧客サービスなどという言葉など聞いたこともないという高慢な態度。重量オーバーした事が犯罪者を取り締まる警察官でもあるかのようなその態度は北欧という国であることを一瞬忘れさせそうだった。まるで一昔のモスクワ旅行を思い出させた。お気の毒ですがとか申し訳ないですがとか日本なら聞く言葉もない。

支払わないなら中身を捨てて軽くしろという。チェックインはキャンセルして荷造りし直すからスケールに載せたスーツケースを再び取り戻し、別の場所で汗かきながら時間を気にしながら何か減らす方法はないかとあせっているときにたまたま知り合いと出会い、オーバー分を持ってもらいその人の手荷物に加えてもらえた。

何十年もの間数え切れないほどのチェックインをしてきた私たち夫婦は今までオーバーウエイトを払わされたことはなかった。冬のチケット代が安い時期だからの旅行で高いオーバーチャージを支払わされれば何の意味もなくなる。

今度のハプニングのため時間は迫っているし、ゲートでダブルチェックがあるからこれ以上増やすなという脅しで免税店で買う予定のものも何も買えず大急ぎでゲートへ。結局そんなダブルチェックなどなく搭乗。

こんどのような厳しい取締りのようなチェックインの理由の一つは高騰した原油価格のせいで苦しい経営状況の航空会社がチケット代が安いこの時期も高シーズンと同じにかかっている経費を安い切符で乗る乗客から少しでも取り戻そうとする態度かと思える。

というわけで、やはり今回の「ついていない旅行」の締めくくりもやはりついていなかった。


|

« 再び真冬のスウエーデンから | Main | 南スウエーデンの田舎へ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ついていなかった旅からの帰国:

« 再び真冬のスウエーデンから | Main | 南スウエーデンの田舎へ »