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August 16, 2008

スウエーデン工芸学校体験記その③

前日の疲れが残る二日目の朝がきた。目が覚めて足腰が、手のひらと指先が痛むのを感じる。

今日は昨日の続きで材料の準備から。昨日採ってきた根っこが乾ききらないうちに皮むきをしなくてはならない。皮むきができた根っこを水に20分浸して柔らかくしてから二枚、3枚にはいでいく仕事を続けながら同時進行で底板の準備にとりかかる。今日は木工作業室での仕事になる。木工コースもあり道具は本格的に揃っている。

Arbetsrum Arbetsrum1

 

Verktyg4

Verktyg2

Rune_o_machine


まずは籠に取り付けるもち手を作る。Rune先生手作りの蒸し器に材料の根っこを差し込んで30-40分以上蒸し揚げる。コンロの上にお湯をわかした鍋を置き、その上に乗せたのが手作りの蒸し器。その中に材料の太めの根っこを入れる。蒸しあがった熱い根っこをひざで少しずつ曲げていく。良い具合に曲がったらひもで縛っておく。乾いて形ができた根っこの表をナイフできれいにしていく。

Steamer Handle5 Handle Handle_1

我々が選んだ製作予定の作品タイプとサイズに合わせてルーネ先生が前もってカットしてくれていた底板に穴をあける仕事だ。底板のふちをナイフできれいに角を取っていき、次に穴をあける位置を決めていく。まず最初にもち手を取り付ける穴をあける。それから周りにぐるりと均等に45-47箇所くらいの穴をあけていく。慣れない機械に挑戦。

Hole 穴が少し斜めに入るように斜面にしてあけていく。どきどき。

穴あけができれば次は出来上がったもち手を取り付ける難しい作業。

Rune先生に取り付けてもらう。もち手用の大きめの穴にもち手を通して釘でしっかりと留める。接着のりをつけてその上から斜めに釘うちをして留める。

Handlemaking_2 Handle_5_2



もち手がついたら次はいよいよ支柱となる棒を穴から通すために棒を削る大作業。

25cmの棒を小刀で少しずつ削って棒の全体が通るまで削るのだが何度も穴に入れては取り出してもっと削ったり。それが47本。延々と続く同じ作業。森で根っこを取る作業以上に大変な作業の部分だ。根気が必要。早くも根っこを編み始めているスウエーデン人のビギッタに追いつきたい。5時の夕飯が終わってもまだまだ外は明るい。6時から棒削りを再開。足りなくなった棒をRune先生が追加で作ってくれてそれをまた削り続ける。Pinnar_arbete_4

Pinnar_making_2 Pinnar_arbete_more_2 Pinnar_arbete_3_2 Pinnar_arbete_2_2


夜も更けて10時半過ぎて続きは明日という事でナイフを置く。
今晩も美しい夜空。
Sunset_2_2


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