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September 03, 2008

きのこ狩りシーズンスタートときのこ中毒

秋の気配が日ごとに濃くなり朝夕は軽い上着が必要になる最近の南スウエーデンです。この夏の乾ききっていた森も息を吹き返しています。雨が多い秋で雨が降るたびに気温が下がっていってる感じでしたがここ数日はまた晴れのいい天気と真っ青な空が戻っています。Trollsjon Trollsjon_anka Pa_marken Resized_2

森には様々なきのこたちが次々に顔を出しては消えて交代していっています。今年の夏はもっともポピュラーなKantarell(カンタレル)という黄色いきのこがほとんど少なくて残念だったけど、その代わりにマツタケに似た姿のKarljohan(カールヨハン)という大きなきのこの年のようです。一個見つけるとディナー一回分はゆうにあるという量的に嬉しいきのこです。バターいためするとその香ばしい香りとおいしい舌触りと味はやみつきになります。マツタケよりおいしいのじゃないかと思えるくらいです。

ここ2週間で2,3回森や近くの公園でカールヨハンを見つけました。このきのこはタイミングが大事で見つけるのが少し遅いと大きくなりすぎて腐敗したり虫に食べられてしまう。私たちが見つけたのはベストタイミングで固くしっかりとしていて虫もまだ気がついていないきれいなものでした。バターソテーにして冷凍したり薄切りして乾燥して干しきのこを作ったりして保存します。冬にそれを食べたりしますがやはりフレッシュをソテーしてパンに乗せたりお肉のつけ合わせなどに最高です。

Svamp_i_skogen Under_tree_1 Karljohan Resized_svamp

きのこ狩りがこの時期、国民の最大のレジャーであり趣味のひとつとなっているこの国で昨日今日と最大の話題になっているきのこにまつわるニュースがあります。それは2日前の日曜日にある50代の女性が毒キノコを食べて病院で治療を受けていたのですがその人が今朝死亡したというニュース。日曜日にきのこを食べた後に気分が悪くなったといって来院したその人に対して応対した病院の看護婦がそのまま問題ないとして家に帰らせてしまい、その6時間後に再度来院した女性は重症症状を見せていたですが、今朝のニュースで死亡したということでその病院の対応が大きく問題となっています。

テレビもラジオも新聞もこのニュースを大きく取り上げ、国民に注意を喚起するようにきのこ狩りではどのようなきのこが危ないのか、きのこ狩りで注意すべき事、症状が出た場合の処置の情報などを報道しています。このような報道は森へ出かける人たちに危険を再確認させているようです。見分け方に自信がない人は詳しい人と一緒に森へ入るし怖さを知っている人が多いこの国で軽い中毒はたまにあっても、死亡事故はとても珍しく大きな関心が向けられています。

それでもきのこ狩りの人口は減る傾向はないようです。

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