September 24, 2008

スコーネ地方のヘムスロイドへ行ってきました。

秋深まるランドスクロナ市のスコーネ地方ヘムスロイドショップへ行ってきました。Citadell城という史跡の敷地にあるために夏は観光客も多く海のそばでもありにぎやかですが、シーズンオフの秋は落ち着いた雰囲気でまた別の良さが見られました。Citadell城の堀で釣り客が数人いるくらいでコスモスなどの秋の花が咲き静かな風景です。写真をお楽しみください。

     

 Hemslojdgarden_3     Citadell_5                                   

Citadell3_2 Hemslojden_2 Hemslojden2_2 Hemslojden1_2

ここのヘムスロイドショップはスウエーデンの伝統 手工芸のウール刺繍、Tvist刺繍、ルーラーカン織、フレミッシュ織、ローゼンゴン織などを日本でも学ぶ方は多いですがその愛好者は一度は足を運ぶべきメッカ的存在となっているようです。ここで作品に必要なパターン、キット、毛糸、刺繍糸、織糸など必要なものが揃います。

スウエーデンでは家庭での普段の暮らしで使うためのリネン、テキスタイル、工芸などの伝統工芸を保存維持させて行くためにこのようなショップが各州に存在して身近な店でしたが忙しい現代人は手工芸をしなくなっていて街のどこでもある一般の手芸材料店も閉鎖されて減る一方で、ヘムスロイドのような全国的な組織のしっかりしたショップも撤退を迫られる州が多くなっています。それはそのまま材料の糸や毛糸や生地がだんだん生産が減らされて作れなくなってしまった伝統の手工芸も多くなっているのは残念です。

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September 03, 2008

きのこ狩りシーズンスタートときのこ中毒

秋の気配が日ごとに濃くなり朝夕は軽い上着が必要になる最近の南スウエーデンです。この夏の乾ききっていた森も息を吹き返しています。雨が多い秋で雨が降るたびに気温が下がっていってる感じでしたがここ数日はまた晴れのいい天気と真っ青な空が戻っています。Trollsjon Trollsjon_anka Pa_marken Resized_2

森には様々なきのこたちが次々に顔を出しては消えて交代していっています。今年の夏はもっともポピュラーなKantarell(カンタレル)という黄色いきのこがほとんど少なくて残念だったけど、その代わりにマツタケに似た姿のKarljohan(カールヨハン)という大きなきのこの年のようです。一個見つけるとディナー一回分はゆうにあるという量的に嬉しいきのこです。バターいためするとその香ばしい香りとおいしい舌触りと味はやみつきになります。マツタケよりおいしいのじゃないかと思えるくらいです。

ここ2週間で2,3回森や近くの公園でカールヨハンを見つけました。このきのこはタイミングが大事で見つけるのが少し遅いと大きくなりすぎて腐敗したり虫に食べられてしまう。私たちが見つけたのはベストタイミングで固くしっかりとしていて虫もまだ気がついていないきれいなものでした。バターソテーにして冷凍したり薄切りして乾燥して干しきのこを作ったりして保存します。冬にそれを食べたりしますがやはりフレッシュをソテーしてパンに乗せたりお肉のつけ合わせなどに最高です。

Svamp_i_skogen Under_tree_1 Karljohan Resized_svamp

きのこ狩りがこの時期、国民の最大のレジャーであり趣味のひとつとなっているこの国で昨日今日と最大の話題になっているきのこにまつわるニュースがあります。それは2日前の日曜日にある50代の女性が毒キノコを食べて病院で治療を受けていたのですがその人が今朝死亡したというニュース。日曜日にきのこを食べた後に気分が悪くなったといって来院したその人に対して応対した病院の看護婦がそのまま問題ないとして家に帰らせてしまい、その6時間後に再度来院した女性は重症症状を見せていたですが、今朝のニュースで死亡したということでその病院の対応が大きく問題となっています。

テレビもラジオも新聞もこのニュースを大きく取り上げ、国民に注意を喚起するようにきのこ狩りではどのようなきのこが危ないのか、きのこ狩りで注意すべき事、症状が出た場合の処置の情報などを報道しています。このような報道は森へ出かける人たちに危険を再確認させているようです。見分け方に自信がない人は詳しい人と一緒に森へ入るし怖さを知っている人が多いこの国で軽い中毒はたまにあっても、死亡事故はとても珍しく大きな関心が向けられています。

それでもきのこ狩りの人口は減る傾向はないようです。

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August 23, 2008

スウエーデン工芸学校体験記その⑥

セーターグレンタンでの最後の日がきた。クラスの全員が昨日までにかごは出来上がり今日は修了式を迎えられる。 朝食後かごの仕上げの仕事が終わる頃修了式の準備が始まった。
ワイヤーワークのグループ、木工のグループ、それと我々ルーツワークの籠グループがそれぞれに自分たちの作品をディスプレイし始めた。かっこよくディスプレイしてお互いのできばえをほめあって和やかな雰囲気の中で修了式となり修了証書がそれぞれのクラスの先生から授与された。短かったけど深い思い出を与えてくださった先生ともこのセーターグレンタンともお別れだ。修了証書を渡しながら抱きしめてくれるRune。胸がいっぱいになる。

All_basketsWireworks Traslojd 

3つのワークグループの作品が陳列された。
                  
   Traslojd_grupp       
Basketgrupp     Wirework_grupp      それぞれのグループが記念撮影                         
ひとつの思い出が終わる。次はどのコースに参加したいかと思いながら、はまりそうな私たちだった。

我々四人の日本からの参加者は初めての参加で最も過酷できついコースを選んだということを終わってみてよくわかった。スウエーデン人たちは「日本人たちは勤勉で頑張りやだと聞いていたがやっぱりそうだった」と感心していた。

籠を作るという目的で体験した工芸学校セータグレンタンは私たちに決して忘れえぬ経験と日常から切り離されて自由にそして一生懸命同じ目的に向かって進む時間を与えてくれた。
Runeは「今まで日本人は一年に一人は来ていたが、今回のように一度に4人の参加者は初めてで面白かったし楽しかった。みんなまじめで熱心で教え甲斐があったよ」と言ってくれた。そして日本人の友人のためとアメリカ人の参加者のFredのために私が英語とスウエーデン語と日本語で通訳してくれた事に礼を言われた。

美しい自然環境、おいしい食事、楽しいクラフトつくりの時間。長いスウエーデンとのつきあいの中でも初めての経験は忘れえぬ思い出として残る。そして誘ってくれた友人に感謝。

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August 19, 2008

スウエーデン工芸学校体験記その⑤

セーターグレンタン四日目の朝の写真をどうぞお楽しみください。
Satergrantan_foto Satergrantan_foto_1 Satergrantan_foto_2 Satergrantan_foto_3 Satergrantan_foto_4



今日もさわやかな空気に元気をもらって籠の製作に励み完成させなくては。
朝食後すぐに根っこの編みこみに取り掛かる。7人がいっせいに作るために水に漬けておいた根っこが不足気味で不安がつのる。水から取り出してせっせと根っこを二枚割にして材料を作り編み続ける。More_to
Knitting Lecture その間にRune先生が今までの工程の復習と他の作品の作り方などについて講習。


この学校でいただく三食の食事のうちメインはお昼だ。今日は魚料理。サラダもヒヨコマメもたっぷりといただく。ニンジンのサラダもたっぷり。今日はライトビールもついている。
Lunchen Lunchen_1 毎日おいしいヘルシーな食事は決して贅沢な食材を使うわけではないが美しい自然と健康的な環境に包まれて本当においしくいただける。


昼食後さらに編み続けてついに上まで編みあがり最後の仕上げを済ませて出来上がり!
みんな嬉しくて早速自分たちの作品をすぐ目の前にあるブルーベリーやコケモモのブッシュにかっこよく置いて撮影会。
Takekos_korg Masakos_korg Mitsukos_korg Hiroes_korg_1 Hiroes_korg



それぞれが自分の作品に満足しハッピーな気分で今日は終わる。
明日はいよいよ終了式とみんなとのお別れだ。早めに宿舎へ戻り荷造りする。

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August 18, 2008

スウェーデン工芸学校体験記その④

セータグレンタンでの3日目の朝が来た。ここでの暮らしにも少しずつ馴染み、他のコースの人たちとも交流が始まった。隣の部屋のワイヤーワークの教室をのぞいた。

針金で様々な形が作られている。これもスウエーデンの伝統工芸だ。その昔旅人が一夜の宿を借りたときに持ち歩いていた針金でキャンドルスタンドやフックや籠などを作りお礼に置いていったという工芸だが今は趣味で作っている人も多い。            

Wirework_3 Wirework_1_2  

 隣の部屋にはまた木工クラスがある。ひとつのクラスは7ー~8人が多い。 大多数は40-50年代の女性が主だ。みんな日常の暮らしから離れてコースを楽しんでいる。

私たちの籠作りは午前中ずっとランチまでの3時間で90%くらいまで進んだのを見てRuneが10km離れたLeksandへ観光に連れて行ってくれることになった。そこの工芸ミュージアムへ他の教室の人たちも一緒に2台の車で出かけた。美しい街Leksandは観光客が目立った。日本からの旅行者も複数であった。美しい白樺並木のそばのミュージアムでダーラナ地方の伝統工芸などを見てつかの間の観光を楽しんだ。

Bjork_2 Museum

Museum4                   

     Museum_1      地域で異なる文化が豊かなこの国ではその地方地方で伝統手工芸が大事に保存され伝えられている。

             

約2時間のツーリスト気分を楽しんでから再び学校へ戻り籠の製作を続ける。

やっと念願のルーツを編んでいくところまで来た頃気がついたのが材料のルーツが足りなくなっている脅迫感。あれほど初日にたくさんのルーツを採り皮をむき保存していたのに足りないのではないかという感じになった。皮をむいて丸くまるめておいた材料の根っこを20分ほど水につけて二枚、三枚に裂きながら支柱に編みこんでいく。一本の根っこが終わるときに次のをどのようにつないでいくかを教わりながら編んでいく。

Korg Korg1

Korg2

だんだんと材料が減っていき長い根っこが少なくなり短いのをつなぐ仕事が増えながらも少しずつ下のほうから編んであがっていく。形ができていく喜びがある。今晩も10時半まで続けてしまった。

今は未完成だが明日はついに完成できるという気持ちの余裕を持ちながら今日を終えた。

Korgar

                      

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August 16, 2008

スウエーデン工芸学校体験記その③

前日の疲れが残る二日目の朝がきた。目が覚めて足腰が、手のひらと指先が痛むのを感じる。

今日は昨日の続きで材料の準備から。昨日採ってきた根っこが乾ききらないうちに皮むきをしなくてはならない。皮むきができた根っこを水に20分浸して柔らかくしてから二枚、3枚にはいでいく仕事を続けながら同時進行で底板の準備にとりかかる。今日は木工作業室での仕事になる。木工コースもあり道具は本格的に揃っている。

Arbetsrum Arbetsrum1

 

Verktyg4

Verktyg2

Rune_o_machine


まずは籠に取り付けるもち手を作る。Rune先生手作りの蒸し器に材料の根っこを差し込んで30-40分以上蒸し揚げる。コンロの上にお湯をわかした鍋を置き、その上に乗せたのが手作りの蒸し器。その中に材料の太めの根っこを入れる。蒸しあがった熱い根っこをひざで少しずつ曲げていく。良い具合に曲がったらひもで縛っておく。乾いて形ができた根っこの表をナイフできれいにしていく。

Steamer Handle5 Handle Handle_1

我々が選んだ製作予定の作品タイプとサイズに合わせてルーネ先生が前もってカットしてくれていた底板に穴をあける仕事だ。底板のふちをナイフできれいに角を取っていき、次に穴をあける位置を決めていく。まず最初にもち手を取り付ける穴をあける。それから周りにぐるりと均等に45-47箇所くらいの穴をあけていく。慣れない機械に挑戦。

Hole 穴が少し斜めに入るように斜面にしてあけていく。どきどき。

穴あけができれば次は出来上がったもち手を取り付ける難しい作業。

Rune先生に取り付けてもらう。もち手用の大きめの穴にもち手を通して釘でしっかりと留める。接着のりをつけてその上から斜めに釘うちをして留める。

Handlemaking_2 Handle_5_2



もち手がついたら次はいよいよ支柱となる棒を穴から通すために棒を削る大作業。

25cmの棒を小刀で少しずつ削って棒の全体が通るまで削るのだが何度も穴に入れては取り出してもっと削ったり。それが47本。延々と続く同じ作業。森で根っこを取る作業以上に大変な作業の部分だ。根気が必要。早くも根っこを編み始めているスウエーデン人のビギッタに追いつきたい。5時の夕飯が終わってもまだまだ外は明るい。6時から棒削りを再開。足りなくなった棒をRune先生が追加で作ってくれてそれをまた削り続ける。Pinnar_arbete_4

Pinnar_making_2 Pinnar_arbete_more_2 Pinnar_arbete_3_2 Pinnar_arbete_2_2


夜も更けて10時半過ぎて続きは明日という事でナイフを置く。
今晩も美しい夜空。
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August 14, 2008

スウエーデン工芸学校体験記その②

工芸学校セータグレンタンでの最初の朝があけた。6時半には目が覚め外をみると太陽はすでに高くどこまでも明るい。朝食の8時前に散歩。

First_morning First_morning_1 First_morning_2 First_morning_3



食堂のあるメインビルディングは学校のオフィス、テレビのあるリビング、コンピュータルームなどがある。一番古い建物である。朝食はオートミール、ヨーグルト、ホームペーキングのパンにチーズ、サラミ、トマト、自前の野菜たっぷりのサラダ、コーヒー、紅茶などセルフサービスで食べたいだけ取れる。食堂でトレーに取って庭に出て爽やかな空気の中で食べる朝食はなんとおいしい!

Frukost

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ラベンダーの花がきれいな庭での朝食がすんでそこでこれからの5日間について説明会。この週は3つのコースがあること、我々が参加する「ルーツワークの籠作り」、「ワイヤーワーク」「木工」の三種類だけで、この夏一番ゆっくりできる週だという。今まではコース数も人数も多くて混みあっていたらしい。ラッキー。

我々の籠作りのクラスは我々4人の日本人、2人のスウエーデン人女性、アメリカから参加する男性一人。合計7人のクラスで教師はRune Svensson(ルーネ スベンソン)さんという68歳の男性。Gotland島に住みGotlandなまりの強いスウエーデン語と片言の英語でこれからの工程を説明してくれるルーネ先生は暖かい人柄が伝わる。

LessonLesson4 Lesson1

初日の今日はまず森へ入って材料のもみの木の根っこ取りが大仕事。鍬と大工バサミを持ち森へ。もみの木の林へ入り根っこを掘り出す作業が始まった。アメリカ人のFredはアメリカで木工などのハンドクラフトの教師をしているだけに慣れた感じだが他の6人の女性は初めての経験。鍬をふるって土を掘り根っこをさぐって引っ張りぬく。これ以上抜けないところではさみで切り取る。汗びっしょり。汗のにおいをかぎつけて、さっそく森の蚊たちがウーン、ウーンという音とともに襲撃してくる。持参した日本製の虫スプレーを体中に吹き付けていなかったら大変だった。約一時間、汗と土にまみれ蚊と戦いながら根っこを集め丸くまとめて学校へ戻ることになったが腰は痛いし手も痛い。かなりの重労働だ。

I_skogen_2 I_skogen

Lesson_3 Lesson_4_2 Lesson2

体に良さそうでおいしい昼食が終わってもう一度森へ。まだまだ根っこが足りないらしい。
午前中より少しこつがわかりどこを掘ればいいか、どんな太さの根っこが良いか、長さはどのくらいかがわかって一時間ほど掘る。もう十分だろうという事で教室へ戻る。次は採って来た根っこの皮をむく大仕事が待っていた。

白樺の木を二つに縦割りに割ったものの間に根っこを挟み手前へ力いっぱい引っ張ると茶色の皮が剥けて白いきれいな木肌が出てくる。それを繰り返して一本の根っこの皮をむいていく。掘り出した根っこはできるだけ早く皮むきをしないと表皮が乾いてむきにくくなる。

Roots

Peeling

Peeling1 Pealing3

Pealing_2   

剥けて白いきれいな肌になった根っこを二枚か三枚に裂くのが次の仕事だ。細いものは二枚に太い根は三枚に裂く。これがなかなか難しい。まっすぐにゆっくり裂かないと途中で短く切れてしまう。この作業では指が痛くなってしまった。

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Dela_2

コーヒータイム、5時の夕食をはさんで夜10時すぎまでひたすらこの作業をする。いつまでも明るい外に座って作業していると時間がすぎるのが早い。戸外でやるこの作業は気持ちが夜の少し気温が下がった気持ちよい空気のなかで時間のたつことの早さに驚く。

10時過ぎるとさすがに今日一日のハードな仕事で疲れ果ててシャワーを浴び、今日もまたすごい夕焼け雲に感嘆の声をあげながらながめてからベッドへ。。。長い一日がすぎた。今日もまた美しい夕焼けを楽しみながら。。。

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August 13, 2008

スウェーデン工芸学校体験記その①

この夏スウエーデン北部のダーラナ地方にある伝統工芸学校の夏季コースに参加する機会があった。長い時間かけて資料を読み、コース参加への心の準備を整えていた友人の計画実行の上で学校との連絡などを手助けしていて、その学校の事を知るほどに興味が増し、結局事前の心の準備もなく成り行きで気軽に参加してしまった。

Saterglantan(セーターグレンタン)という名前の80年の歴史を持つ工芸学校は長期と短期の盛りだくさんの学習コースを用意している。織り、鉄工芸、フエルト工芸、ワイヤー工芸、木工芸、籠工芸など多くの興味深い工芸を誰でも学ぶことができる。スウエーデン人は一般的に手工芸が大好きで身近な存在であることは普段から知っていたがそういう学校で学習するのは初めての経験だった。

豊富な工芸コースの中から我々四人が選んだのが「木の底板ルーツバスケット」なるもの。木の底に穴をあけモミの木、パインなどの根っこを使い編んでいく籠である。フィッシュバスケットという通称があり漁村などでは昔から暮らしの必要道具だったものである。それを作るということになり学校から持参すべきという長靴、小刀、エプロンなども適当にそろえただけで学校のあるダーラナ地方へ向かって南スウエーデンのスコーネから出発した。

ストックホルムから北へ3時間エアコンのない暑い電車で汗を流してやっと着いたのが「Insjon」インフォーン駅。夜9時近いけど明るい。駅には何もない。プラットホーム、待合ベンチ、時刻表だけ。自動販売機もキオスクもタクシーもない。人もいない。(待合室に酔っ払いが一人寝ていたけど。。)

約束どおり迎えに来てくれた車で10分で高台にある学校へ到着。清潔でシンプルな宿舎へチェックイン。部屋にはハンドクラフトの織作品が飾られランプシェードにはボビンレースや刺繍が。クラフトムードいっぱいの環境に興奮気味の我々。

夜10時半をすぎているのにまだ明るい庭を散策。美しい夕焼けと素晴らしい自然環境の中で過ごすこれからの5日間に胸が高まる。

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Insjon_station2 First_night

Skol_2 Sunset

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February 15, 2008

北欧に春が来た?!

去年の今頃やはり南スウエーデンにいてブログの話題は雪の話が多かったのに、今年は同じ時にいるのにまだ雪は一ヶ月間見ていません。むしろ春になった感じの毎日です。昨日友人の家の庭先の様子を写真に撮りました。偶然リス君も参加。鳥のえさ置き場にすばやい動きで入り込みえさを失敬しているところをシャッターチャンス!庭にはもうスノードロップやクロッカスが顔を出しています。

Ekkore_bild Disas_garden                     Disas_garden_1          Hos_disa

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January 28, 2008

ブログ再スタート

一年ぶりにブログ再開です。

私のホームページスタートも二年になり、そちらで忙しくしてついブログがおろそかになっていました。アクセス解析を見ると動きのないブログを見てくださる方がいらっしゃるのがわかり、再開せねばと思いつつ時が流れました。

一年前と同じ冬のスコーネに来ています。

毎年暖冬が続き異常気象がこちらでも大きな話題となっています。

真冬というのに芝生は緑、湖はいつものようには凍ることもなくアヒルたちが悠々と泳いでいます。いつもの冬は湖も凍りつきアヒルたちは凍らせないように水を攪拌させた小さい沼でひしめきあっているのに広い湖で夏と同じように泳いでいました。

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住宅街を散歩しました。夏には緑と花がいっぱいの家々も全く違う顔です。色のない冬の住宅街もなかなか良いな。。

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February 23, 2007

北欧の大雪

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一ヶ月南スウエーデンに滞在し雪のないその暖冬ぶりに東京と同じで、ちょっとガッカリって話していたら日本への帰国当日の22日にどさっと大雪が降った。30年ぶりの大雪は南スウエーデン全域の交通を麻痺させ、スウエーデンとデンマークをつなぐ大つり橋の自動車道路も鉄道も閉鎖されコペンハーゲン空港への道が閉ざされて18時間。やっと一部のバス、電車が動き出した。スコーネ地方全域でこの一日で300件の交通事故、死者一人という報道。

昨日の午後3時くらいから一晩中激しく雪が降り始め強風が吹きすさび今朝窓を開けると一面の雪景色。6時には除雪車が動き出し団地の内庭の道を確保する作業に入った。ラジオ、テレビは終日この大雪と交通情報を流した。コペン空港はほとんど閉鎖状態。キャンセルフライトが相次いだ。私たちは空港へ行くすべがなく結局フライト予約を一日延ばし、一日おまけの滞在となった。

去年の今頃成田空港でコペンハーゲン行きフライトを待たされ結局コペンハーゲンから日本行きが大雪のためにキャンセルされた事を思い出した。真冬のヨーロッパの空の旅はよくあることかもしれない。

明日こそ日本へのフライトに乗り暖かいらしい日本へ一ヶ月ぶりに無事到着できるといいなと願いつつ。。。

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August 23, 2006

北欧はもう秋

南スウエーデンはもうすっかり秋の風情。早朝の6時半でベランダの温度計は18度。この夏は雨が全く降らないで乾ききった夏だったのを取り戻すようにこのところ毎日雨が降る。雷が鳴り響き大雨が降る。朝は晴れていても午後には降ったりという具合だ。

そのおかげで芝生は緑が戻り、水溜りまでできている。各地で大雨による被害もニュースで報道されている。地下室をリビングとして使っている家も多く、友人の家も地下室を水浸しにされてしまった。三番目の街、マルメ市では一年一回の大きなお祭りマルメ・フェスティバルが始まっているが毎日雨、雨でテント出店をしている業者が悲鳴をあげている。

唯一雨を大歓迎しているのはキノコ狩り愛好者だろう。乾ききっていた芝生や森は今は息を吹き返し青々とした緑だ。そして様々な種類のキノコたちが待ってましたとばかりに顔を出している。先日家の近くの公園と夫のふるさとの村の森で沢山のKarl Johan茸を収穫して、このところ毎日食事で楽しんでいる。もうすぐKantarell茸が取れるだろうと夫は嬉しそう

一時間の森歩きで収穫したカールヨハン茸の写真をご紹介します。

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August 17, 2006

ついにきのこが!

Karl_johan この夏の暑さが遠い昔のような気がする涼しい日々が続きこの数日は雷と大雨で晴れたり降ったりの不安定な天候だったが、昨日ついに本年初めてのきのこを収穫した。家から歩いて10分程度の森と沼のある公園へ毎日散歩しながら森の土の状況を確認していた。このところの雨でみずみずしい緑で森は生き返っていた。沼のアヒルたちも活発に歩きまわって散歩の人々からパンくずをねだる。そして公園の森の中でついに待ち焦がれたキノコが顔を出しているのを発見。

このきのこは数百種もある南スウエーデンのきのこの中でも王様といわれる通称Karl Johan(カール・ヨーハン)というものでマツタケのような感じだ。頭の部分は濃い茶色で足は太くて薄い茶色。高さが6-10cmくらいで太いのがおいしい。土から頭を出してから一日もたっていないようで虫もつかずきれいな状態のキノコを夫と二人で興奮状態で取った。

家へ戻ると早速土を落として掃除した後、薄切りしたキノコをフライパンでソテーする。沢山の水を吸ったキノコから水分が沢山でた。それが引いた後バターを入れこんがりと炒めたのをおいしいパンに載せて食べる味は格別だ。毎年冷凍して翌年まで保存するがその味とは比較できないその深い味と香り。これから本格的なキノコのシーズンが到来した。日本への帰国まで後一ヶ月。どれだけ楽しめるかな。

生き返った森と本年初めてのキノコの写真をご紹介します。

Green_forest Green_forest_1

Ducks Karl_johan_1

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August 06, 2006

久しぶりの雨

記録的な暑さが続いたスウエーデンの夏。8月第一週目は涼しい朝。朝7時の今ベランダの温度計を見ると18度。爽やかな風が入ってくる。日中の最高温度でも28度くらいまでだ。日本は梅雨が終わり真夏の暑さは38度という情報を見た。日本の家族や友人たちの悲鳴が聞こえてくる気がする。

この国で一年中で最も良い季節を過ごそうと日本から家族が我が家に同居し、混雑しての暮らしもそろそろ終わりが見えてきた。3家族7人の暮らしは賑やかそのもの。3歳の孫は日本の暑さであせもができて、かゆがったりしていたけど快適な気温のこの国で元気いっぱい。仕入れたアンティークの山や夫のコレクションの新聞の山の間を縫って家の中を走り回っている。むきだしにしてテーブルや窓辺などに山積みしてある陶器やガラスを一度も割ることもなく駆け抜ける。森へ行けば枝や石に足を取られて転んだりしながらも笑いながら走る。本当はきのこやベリー摘みなどするのを予定していた森は乾ききった状態で何もない。

数日前一ヶ月ぶりの大雨が降ったがまだまだお湿り程度の森の状態にきのこが顔を出すのは後2週間はかかるだろう。それでもマンションの周りの庭には今までなかったタンポポやけしの赤い花が咲き始めた。芝生の緑も色を増している。農家の多いこの南スウエーデンでは恵の雨にホッとしている人が多い。まだ一度も趣味のきのこ狩りができない夫は雨を見て大喜び。

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March 23, 2006

南スウェーデンは今日も雪いっぱい

日本では桜の開花が報じられている今日この頃ですが、南スウェーデンは今も雪の中。「トランペット吹きの家」の庭では雪が大好きな犬たちが駆け回っています。四月が真近という今これほど雪が残り冬景色なのはまれです。夏の風景とは全く違うけど雪の景色もきれいです。夏は緑いっぱいの庭は銀世界、庭の中を流れる小川は凍結。まだまだ春が遠い南スウエーデンです。今日届いたばかりの写真です。

bostallet_lottas Hissbro                                                   bostallet_1   

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March 16, 2006

南スウエーデンの田舎へ

南スウェーデンのスコーネ地方は昔から農業が盛んな地帯です。肥沃な土地と豊かな自然に恵まれスウエーデン全土へ農産物を提供することから「スウェーデンの胃袋」という異名も持つ。

夫はそんな農村地帯の中でもビリンゲ村という人口1,500人の小さな村の農場の家に六人兄弟の長男として生まれたがジャーナリストの道を進んだためにその代わりに末っ子の弟のレナートがその200年の歴史を持つ農場を継いでいる。レナートは手が器用で家具、木工作品などを多く作っていたがついに12年前に大きなプロジェクトを始めることとなった。スコーネの伝統的な農家を再現してミュージアムを作るというプロジェクトだ。

朽ち果てようとしていた築200年の農家を2軒ある田舎で見つけて買取、床、壁、柱、窓、梁などをパーツにして持ち帰り自分の農場の土地に土台を作り始めてから12年。わらぶき屋根の素晴らしい建物ができた。重いものを運んだり外枠などどうしても人の手を借りないといけないところだけは人手を頼んだが床、壁、屋根、窓、内装を農閑期を中心に自分ひとりでやってきた。

200年以上前の伝統的な農家の建築法にこだわってレナートが建てたこの農家はL字型で短い方の一辺を2所帯分居住スペースとし、もう一辺の長い方をミュージアムにする計画だ。200年前のスコーネの農家の構造と暮らしが見れる内容となる。この計画に対して市からやっと助成金がほんの少し最近出たがほとんど自腹をきってこだわりの農家を作ってきたレナートはEUとの競争で厳しくなっている農業をなんとか続けながら作ってきた。

居住スペースの一つにはすでに入居者がいて暮らしているがもうひとつのスペースはこの夏からウィークリーで観光客に貸し出す予定だ。まだ内装作業中だが出来上がったらこのブログサイトでもご紹介の予定。

Billinge
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スウェーデン第三の街マルメ市から電車とバスで1時間のビリンゲ村は美しい風景と風光明媚な国定公園に近く村の近くではカヌーを楽しめる。のんびりと滞在してレナートの農場を楽しむ事もできる。彼の農場は夏の間オープン農場として観光客を受け入れている。農場にはアヒル、ガチョウ、犬、猫、ヤギ、羊、馬などもいる。そして麦などの穀物の生産の他に養豚も営業しているのでブタたちもいる。
duck
goose
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goat

レナートは観光案内所から紹介されてくる人たちを受け入れて農場の案内をして、妻のロッタの手によるホームメイドのお菓子とコーヒーを出し、村のハンドクラフトを売る小さなショップを持っている。農業収入の他に得るこのささやかな観光収入で暮らしを支え、ミュージアム建築の夢をつないできた。

ウィークリーの宿の価格はまだ決定ではないが一週間で約¥60,000くらいとなりそうだ。スペースは大きい居間とベッドルーム一部屋、シャワー&トイレ、ダイニングキッチンで約50平米。子供連れのファミリーにぴったりの宿泊施設となる。

スウェーデンの美しい田舎でのんびり過ごす一週間はきっと思い出深いものとなるでしょう。
レナートの農場のある場所にはその昔軍隊のトランペット吹きが住んでいた場所ということから「トランペット吹きの家」という名前がついている。

http://www.trumpetarbostallet.se/sida1.html

お問い合わせは直接でも良いし、北欧アンティークでもお受けします。info@antik.jp

北欧アンティークホームページhttp://www.antik.jp

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February 23, 2006

ついていなかった旅からの帰国

一ヶ月ぶりの日本へ帰ってきました。
毎年夏と冬の二回、スウェーデンへ行って滞在するのがここ数年の恒例となっている私にとって過去何十回も北欧ー日本を往復しているけれど、今回ほどついていなかった旅は初めて。

まず行きはマスコミでも大きく報道のあった旅行会社の詐欺事件に巻き込まれ、夫との旅のチケット二枚がだまされて約16万円の損害。それは戻ってこないとはっきりしている。警察、旅行業者協会などに届出したのは損害にあった証拠を残すためだけである。

その次が改めてもう一度買いなおしたチケットで出発した日は大雪で成田空港がピンチ。
おまけにコペンハーゲンから到着したはずの飛行機がコペンハーゲン空港の大雪で閉鎖のため日本へ来ていないということで欠航。振り替え機はJAL.乗るはずだった航空会社のゲットするはずだったマイレージもなし。

そこで2時間遅れのはずが搭乗しても滑走路の雪かきが時間かかり離陸できずに搭乗したまま数時間待ち。行き先もコペン直行のはずがフランクフルトへ。そこから乗り換えてコペン空港へ行く予定が間に合わずフランクフルト空港近くのホテル一泊。

後で知ったことだったが私たちのJALはその日成田空港から離陸できた最後のフライトの一つだったらしく、その夜は9000人が空港で夜をすごしたという。今年初めての大雪の日の出発だった。その点では不幸中の幸いだったようだ。

フランクフルトからコペンハーゲンへ翌朝出発。その日のお昼頃には半年振りの我が家のドアを開けることができた。ここのところ8年くらい毎年この時期にスウェーデンの我が家に行くが今回ほど雪が多く寒い冬は初めてだった。

おととい、21日に一ヶ月ぶりのコペンハーゲン空港はほとんど雪はなく時間通りのフライトということでスムーズに行くかと思ったらチェックインでひどい目にあった。

今までは手荷物は計量されないでいたのにハンドバッグもコンピューターバッグも全て計量されオーバーウエイトを支払えという。今までいかに忠実にこの航空会社ばかりを利用してきたお得意様であろうがなかろうが議論の余地なく一キロもまけないというその顧客サービスなどという言葉など聞いたこともないという高慢な態度。重量オーバーした事が犯罪者を取り締まる警察官でもあるかのようなその態度は北欧という国であることを一瞬忘れさせそうだった。まるで一昔のモスクワ旅行を思い出させた。お気の毒ですがとか申し訳ないですがとか日本なら聞く言葉もない。

支払わないなら中身を捨てて軽くしろという。チェックインはキャンセルして荷造りし直すからスケールに載せたスーツケースを再び取り戻し、別の場所で汗かきながら時間を気にしながら何か減らす方法はないかとあせっているときにたまたま知り合いと出会い、オーバー分を持ってもらいその人の手荷物に加えてもらえた。

何十年もの間数え切れないほどのチェックインをしてきた私たち夫婦は今までオーバーウエイトを払わされたことはなかった。冬のチケット代が安い時期だからの旅行で高いオーバーチャージを支払わされれば何の意味もなくなる。

今度のハプニングのため時間は迫っているし、ゲートでダブルチェックがあるからこれ以上増やすなという脅しで免税店で買う予定のものも何も買えず大急ぎでゲートへ。結局そんなダブルチェックなどなく搭乗。

こんどのような厳しい取締りのようなチェックインの理由の一つは高騰した原油価格のせいで苦しい経営状況の航空会社がチケット代が安いこの時期も高シーズンと同じにかかっている経費を安い切符で乗る乗客から少しでも取り戻そうとする態度かと思える。

というわけで、やはり今回の「ついていない旅行」の締めくくりもやはりついていなかった。


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February 10, 2006

再び真冬のスウエーデンから

夜中からしんしんと降り続いた雪で窓の外は真っ白。早朝6時には静かに雪かきのトラクターが内庭に入ってきて作業を始めた。街中へパンを買いに出かけると降り続く雪の中あちこちで雪かきの車両が作業。あっというまに道がきれいに。
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市民生活に支障を起こさないように雪が降ると雪かきの車両が大活躍、素早く能率的にさっと雪を片付ける。そうでないと、高い税金を払わされている国民は黙っていない。

今年は久しぶりに雪が多い冬。いつもこの時期スウェーデンに滞在するが今年ほどの雪はこの南部のスコーネ地方では非常に珍しい。温暖化の影響で年々暖かい冬だったのに今年はコペンハーゲン空港が閉鎖されるほどの大雪だった北欧です。久々の記録的降雪の冬がまだまだ続きます。



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February 01, 2006

樹氷の森

4日ぶりに快晴。窓から見える内庭も明るくきれい。 美しい青空に誘われて早速散歩へ出かけることにした。ベランダの温度計を見るとプラス2度。あまり厚着しなくてもよさそう。家を出て裏手にある森と湖のある公園へ。10分も歩けば森につくのに途中写真を撮りながら一時間の散歩で撮った写真をここでご紹介します。2
3 4 道路に降り注ぐように落ちた樹氷の雪です。 7 5 9 8 樹氷の森と2006スケート場に6変わった湖。

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January 31, 2006

北欧の冬とお菓子、Semla

南スウェーデンの町、エスロブは道路に積もっていた雪が少しずつ解け、氷点下をほんの少し下がるくらいになりだいぶ動きやすくなってきています。今朝、窓を開けてみると外は真っ白。霧がかかっていました。ベランダの温度計はプラスの1度。午後には少し明るくなったけど空は分厚い雲に覆われていました。ここ3日くらいお日様を見ていません。週末にはまた温度は下がるようです。

ところでこの時期町のベーカリーの店頭にずらりと並んでいるのがSemla(セムラ)という菓子パン。丸い菓子パンにはさんだマジパンとホイップしたクリーム。カロリーは確実に高そうなこの菓子パンを夫は大好きで冬のスウエーデンに来ると必ず食べます。semla


semla_at_bakery

ふわっと焼いた少し甘いパンにアーモンドから作ったマジパンと生クリームをサンドイッチしているのであまり沢山食べると大変。でも困ったことにこれがとてもおいしいのです。

ダイエットの必要があるというのに夫は一日おきに違う店のを食べ比べています。ダイエットが必要な私の分も買ってくるので私も一緒に摂取カロリーアップ。

セムラは現在は1月から3月までの冬の間通していつでも食べられていますが、もともとは一年でたった一日だけ食べるものだったそうです。数年前まではセムラはイースター前の数週間の間の火曜日だけ店頭で売られていたようですが今は1月から3月まで毎日買うことができます。

「セムラ」Semlaという言葉はラテン語に語源があり「最高の小麦粉」という意味があるという。セムラを食べる伝統は古く、ルーツはスウエーデンがカトリックの国であった1500年代にさかのぼる。その頃からイースターの前に数週間の断食する期間があったがその断食期間が始まる直前のある時期は断食に備えて沢山食べこむ期間がありその期間の最後の火曜日にこのセムラを食べることで断食が始まったという。

今はそんなルールはとっくになくなり人々はおいしいセムラのシーズンを目いっぱい楽しんでいる。セムラは多くの人にとっておふくろの味であり、郷愁を誘うものであり、食べ方にこだわったり、どの店のセムラが一番うまいかなんてインターネット上で紹介されていたり。

クリスマスの後の長くてつらいスウエーデンの冬を少しでも楽しく過ごすためには欠かせない習慣の一つのようです。

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January 26, 2006

再び真冬のスウエーデンから

半年振りの更新は再び真冬のスウエーデンから。

日本を出発した日の成田空港は大雪で大混乱。予定のスカンジナビア航空のフライトは欠航。代わりにJALでフランクフルトへ。コペン空港が大雪で前日の日本行きのフライトは欠航となっていたせいである。成田空港の滑走路の雪かきに時間がかかり搭乗してからも機内で2時間近く待たされて大幅に遅れて離陸。後で知ったことだが、その日1万人規模の乗客が成田で夜を超したということでまだ私たちは離陸できただけでも不幸中の幸いだったってことだった。

2時間遅れでフランクフルト着し急いでコペンハーゲン行きのスカンジナビア機へ乗り継ぎしようとしたらなんとそれも欠航。結局その夜はフランクフルトのホテルで一夜を過ごすこととなった。翌朝それまで2日にわたって閉鎖されていたコペン空港が再開し無事到着。

半年振りの南スウェーデンの小さな町Eslov(エスロブ)の我が家にこれから一ヶ月の滞在。久しぶりにこのブログを再開しようと早速写真を撮影に出た。

my_garden_with_snow eslov_kyrka vinter_ankor_fler vinter_park playground



左から我が家のベランダからみた内庭、エスロブ教会、雪上の野鴨、森の小道、公園。

今日の気温はプラスの3度。厚着しての散歩では汗をかきそうだった。厚い雲に覆われて灰色の空でとても写真を撮りたいと思えない曇り空が多い冬だが5日前に到着以来3度目の美しい青空。

ここで、ニュース!
新しいホームページを昨日ついにアップロードした。まだ完全な出来上がりではないが
公開したのは昨日1月25日の真夜中。これからも次々に更新していくのでこまめにアクセスしてチェックして欲しいです。新しいサイトはwww.antik.jpと至極簡単なアドレス。
そしてご感想など是非聞かせてください。




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August 24, 2005

Gustavsbergs 陶磁器博物館

南スウエーデンでの1ヶ月滞在中にストックホルムへ5日間の小旅行した。好天気に恵まれた一日ストックホルムからバスで約20分の郊外にある美しいVarmdoというコミューンに属するGustavsbergにある陶磁器博物館へ行った。首都ストックホルムを包み込む群島海にあるこの港町は海の青さと森の緑に囲まれた美しいところだった。

目的の博物館はこの地で170年間にわたり製造してきたあらゆる陶磁器の歴史を語り活躍してきたアーチストの作品を展示し、スウエーデンの国民の暮らしの推移も目にすることができる。今や日本でもコレクターの多いStig Lindberg、Lisa Larsonなどの幻の作品もここでは実物にお目にかかれる。
北欧の陶磁器のお好きな方には是非おすすめの博物館です。いい天気の日お弁当を持ってピクニック気分で。
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street
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February 27, 2005

スウエーデンから一ヶ月ぶり帰国

Vaterlanggatan昨日土曜日2月26日、一ヶ月ぶりにスウエーデンから帰国。出発日金曜日正午の南スウエーデンの空はどんより、気温はマイナス5度、道路の両側にはまだ雪が残っていた。しかし北国としては記録的な暖冬の滞在だった。それでも滞在中には何度か大雪があり出発5日前には100台の車が雪に閉ざされ立ち往生した。

この冬はスウエーデンは大嵐で森林部の多い南部のスモーランド地方は多大な経済的被害を受け7人の犠牲者が出たり何週間も停電が続いた。またクリスマス休暇でタイに数千人のスウエーデン人が行っていたために12月のスマトラ沖巨大地震で1000人近い犠牲者を出し、かって経験したことのない自然災害は多くの人にショックを与えた冬となった。

一ヶ月ぶりの埼玉の我が家の中は寒くてコートを着たままでお茶を沸かし仕入れた商品でいっぱいのスーツケースの荷物を解いた。そしてすでに到着していた郵便小包を届けてもらい中身をチェック。大小あわせて9個の小包の箱の中には大きく破損したダンボールもあったが、中身の割れ物の被害は少なくてすんだようだった。それでも大好きだった商品が破損したのを見るのはつらい。ため息つきながらひとつひとつはこの中身チェックがすんだ我が家は商品の他にもパッキング材の新聞や箱などで今足の踏み場が見つからない状態。これからその価格付けなど整理が大変。帰国してものんびりできない日々が続きそう。来月から次のスウエーデン行きの7月までの4ヶ月間北欧アンティークフェアが6件予定されている。その前に確定申告もある。時差ぼけしていられない状態で早朝に目覚め早速ブログ更新。

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February 12, 2005

ブダペストへ小旅行

dockorParlamentdonaumarknadpalaceBudapest北欧スウエーデン滞在中に2月8日から11日まで三日間の小旅行でブダペストへ行った。ネットで見つけた三ツ星ホテルはツインルーム朝食付き1泊6000円。首都のホテルとしては格安。飾り気はないが清潔で地下鉄駅まで徒歩5分。空港で買ったブダペストカードをフルに利用し地下鉄とバスで歩き回った。歴史博物館、民族博物館、国立博物館、王宮の丘、壮麗なゴシック建築に目を見張る
マーチャーシュ教会。豊富な食文化の国を証明する中央市場。博物館では複雑で数奇なこの国の歴史を覗き、氷を水面に沢山乗せてゆっくりと流れるドナウ川のほとりに立ち、雰囲気のあるカフェでカプチーノを飲み、パプリカの香りいっぱいのハンガリー料理を楽しんだ。また出発日には再び市場へ行き、牛肉、豚肉、鴨肉、羊肉、きじ肉、サラミなど10キロもの肉を買い込みスウエーデンの我が家へ持ち帰った。

ブダペストの地下鉄駅では長ーいエスカレーターに並び立つ人々を上り下りのエスカレーターで向かい合い、観察。いかにも東欧的な人たちから北欧の人と同じ感じの人々。言葉は英語がなかなか通じないためにコミュニケーションが取れないのが欲求不満になるが、彼らはこちらがわからないのはお構いなしに大声で話しかけて道に迷った私たちの手を引っ張って正しいほうへ連れて行ってくれた。人にかまってあげて助けてくれる人々の親切さを感じることもあった。

ショーウインドウや品揃え人々の表情、町並みなどかってソビエト連邦時代のモスクワや旧東ドイツで受けた感じがまだ残っているように感じられた。

夫婦二人の三日間の旅はいつものような仕事のない純粋な観光旅行だった。30年前に一度通ったことのあるブダペストの記憶はなく全く初めての印象だった。北欧スウエーデン南部から来た我々は気温は3度くらい低いこの町では毛皮の帽子、マフラー、手袋が欠かせない寒さ。マイナス10度くらいになる中を歩き、また夏の姿を見たいと思うたびだった。たった三日の滞在で見たブダペストの街は広々とし、ドナウがその景観を引き立てる美しい街だった。

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January 31, 2005

真冬のスウエーデン滞在記ーその1

frozen_lakevinter_anka真冬のスウエーデンに来て早くも1週間。今年は暖冬らしくマイナス度もそう大きくない。最低気温が-10度くらい。昨日はプラスへ転じていた。でも我が家の裏手にある湖は氷が張り、夏はいっぱいいるアヒルたちがいない。まわりをよく見るとアヒルたちはちかくのもうひとつの沼に密集していた。そこは水が凍らないようにと水をかき混ぜるような仕組みになっている。夏には背景が緑の芝生を歩くアヒルたちが冬は背景が真っ白の雪。くっきりとその姿が浮き上がる。夏はバケーションでみんなどこかへ行っている為に人通りが少なく、閉店中の店もあるのに冬は町に活気がある。スウエーデン人自身が言うように冬が本来の姿なんだ。短い夏はみんなあせっている感じ。さあ、早く日光浴しなくっちゃ、ビーチへ行かなくっちゃ、きのこ狩り、野いちご狩り、ジャム作り、親戚や友人とのパーティなどなど、夏はみんな休みなのに忙しそう。でも冬は外での活動がぐっと減るためにみんな落ち着いているって感じ。そしてこの時期にSemlaというお菓子をみんなよく食べる。ちょっと甘いパンの間にホイップした生クリームとマジパンをはさんだお菓子。私も毎日一個は食べる。太っちゃうのが心配だけど。

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January 13, 2005

北国の冬へ行ってきます

今月末、第二のふるさと北欧スウエーデンへ1ヶ月の旅。スウエーデン南部の小さな街Eslov(エスロブ)の我が家は空家状態。夏はその反対で来客で満杯状態。夏と冬、一年の3分の一を過ごすのがここ数年続いています。

20年間続けたスウエーデンの公共放送SVT東京支局員の仕事を2000年に辞めたとき、夫の国スウエーデンへ引越しすることも考えたけど、結局細々と趣味で続けていた北欧アンティークを日本で紹介する仕事を本業とすることにして日本での暮らしを続けていますが、時々はあちらの家へも行かないと気になります。

スウエーデン南部でも冬は暗くて朝は9時までまっくら午後は3時にはまっくらの今です。夏はその反対、いつまでも明るく花が咲き乱れ一番美しい時期です。

スウエーデンへ行く大きな理由のもうひとつは今は本業となった北欧アンティークの買い付けと発送という仕事のためです。今年は3月からフェアがスタートです。

一度北欧アンティークのHPをご覧ください。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~hokuou/

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